ああしてやればよかったなとか、こうしてやればよかったなとか。
そんな気遣いなど欲しくもないし。というのは、セクアンのチロルの歌詞ですが。
後輩が辞めました。前日に面談して「がんばります!」って言ってたのに、翌日から来なくなりました。衝撃。
わたし、後輩が辞めたの初めてで、ほんとうにびっくりしています。
弊社、残業もべつにそんなないし、人間関係も極端にめんどくさい人とかいないし、どっちかというとのんびりぼんやりしている社風なので、ジワジワ嫌になって辞める人はいるだろうけど、そんな突然やめる人がいるとは思っていなかったなぁ。
こういうときって、辞めた本人に対して「なんで!?」みたいな感情ってそんなに沸かないんですね。「ああしてやればよかったなとか、こうしてやればよかったなとか」そういうことばっかり頭をよぎるんだなぁと、少し心に余裕ができた今はチロルを聴いています。
辞めた理由は本人いわく「やりたいことがほかにできたから」。こんな理由は、100%建前だとわたしも思っていたんです、その時までは。
でも、本当にそれ以外の理由を言われないと、本当にそうなのかも…?っていう気になってくるんですね。そんなこと初めて知ったよ…
後輩には、前途に光あれ!!って思ってもう終わっているので、その時の私の感情と、考えたことをまとめておこうと思います。
かなり落ち込んだし、久々に一睡もできなくなってメンタルがボコボコになったので、同じことが起こったとしても同じにならないように。
①「もっと教えたいことがあった」と思ってしまった。
②「私が面談でもっと本音を引き出せていれば」と思ってしまった。
③「自分が彼女にとって話しやすい先輩じゃなかったからこういう結果になった」と思ってしまった
―自分を責めてもしょうがないんだよね。もう決まったことだし。あと他人の行動の原因が自分にあるのかもしれないというのは、思い始めると気が狂うのでやめようと思った。
④上司が悪いんじゃないかと思ってしまった
⑤直接かかわってたメンバーが手を尽くせていなかったんじゃないかと思ってしまった
―これは正直わからないけど、彼らは彼らの精一杯をやっていたし、みんな会社と後輩の未来を良くしようと思って接していたのは間違いないから、わたしが考えても仕方ないこと。
自分を責めず、人を責めず。こういう時誰も悪くないって思うの嫌いだったけど、たぶん本当に、誰も悪くないのかもしれない。悪いとすれば、「人」ではなくて、「環境」で、その事実を引き起こしてしまった「環境」の要因はなんだったのかを考えないといけないのかもなぁと思ったりした。
今回の件でちょっと大人になったし、部長から「きょうこさんは、何か言いたいことがあるときや怒りを感じているときは、一晩寝てからアウトプットしたほうがいいよ。」と言われ、「わかるそれなー」と思ったので、そうしていこうと思いました。
なんのはなしだ。
10月最終週、仕事がうまくいかなすぎてメンタルがボコボコでつらかったんだよねーという記録でした。
以上です。